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最後の日

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デンマーク最後の日、3月11日の話。
朝方まで部屋を片付け、9時半にママペニーラが空港まで送ってくれることになっていました。三男ハニーを空港へ向かう途中、幼稚園でおろしていくとのこと。ママペニーラが幼稚園の駐車場で「私が中まで送る?それともメグミ?」とハニーに聞くと、「うーん。お母さん!あ、やっぱりメグミ」との返事。一緒に建物の中に入った瞬間、同じ部屋の子が建物内を駆け回っています。そこにハニーも合流。え、わ、私は!?今日帰るんだけど!?と取り残される(苦笑)。冷蔵庫にハニーの弁当箱を入れ、ハニーに「私行くよ」と言うも、うんともすんとも返事なし。ハグすらなしです・・・。そのことを車に戻ってペニーラに言うと、「きちんと理解してないかもね。帰ってから分かるわよ」。もしくは、彼なりに泣かないためだったのかな?

道中、ナビの妙な道案内に「おかしい!絶対右よね!ここ!」と2人であわあわしつつ(ペニーラ方向音痴)、パパラースの弟から偶然にもペニーラに電話があり、「また夏にね」と挨拶を泣きそうになるのをこらえながら、言い切りました。空港そばでパパラースからペニーラの携帯に仕事関係のことで電話があり、その後私の携帯に直接連絡がありました。彼は前の週からイタリアに行っており、イタリアに行く前にしっかりハグをして別れはしたのですが、やっぱり電話越しで喋りながら泣きそうに。泣くのを押さえながら、無事に空港へ到着。第2ターミナルのカフェでは、お友達として1年半頻繁に飲みにおじゃまし、将来のことや恋愛のことなど相談したkanaheiさんがお見送りに来てくれていました。空港内の銀行へ私のラストの給料を引き出しに行ったペニーラを、私はチェックインカウンターの列に並んで待っていました。お金をもらって、ハグをして、その時まで泣くのをこらえてこらえていたのですが、我慢できずに泣いて。

ペニーラと別れ、チェックインした後、カフェでkanaheiさんと最後のビールで乾杯。カフェで彼女が私を待っている時、銀行から私のところへ歩くペニーラを目にし、そして帰る途中のペニーラは泣くのをこらえて鼻を赤くして、上向き加減で歩いていたよと聞き、再び泣きそうに・・・。kanaheiさんと2人で話す時、普段はのんびりと話すのですが、今回はすごいスピードで話まくりました。じゃなきゃ、しんみりしてしまうから。

出発の前の週に開いた夕食会。そこに足を運んでくれた、家族の家族や友人たち。そして、私がデンマークで知り合った日本人の友達たち。夕食会には呼べなかったけれど、人と人が繋がって、色んな人に出会えたことは本当に嬉しい、貴重な経験でした。日本にいたら絶対知り合いになれなかった様な人たち。最後に飲みたかった、会いたかった人は沢山いたのですが、残念ながらできなかった人も多く・・・。しかし!大学生の間に少なくとも1回はデンマークに行くので、行くときは皆さん飲みましょう!遊びましょう!

2年デンマークにいて良かったと思えるのは、デンマークのいい面悪い面両方を、家庭の中で生活していくことで知れたこと。「デンマークって素敵!」と簡単に褒めちぎることはできません。「それはどうなん?」という面を知ってしまっているから。そう思うこともありつつ、出会った人たちに恵まれたから、やはりどうにかしてでも戻りたいと思う場所でもあります。次にデンマークに住む予定があるかと問われれば、「これから4年は少なくともありえません」とはっきり答えます。次デンマークに住むチャンスがあるとすれば、「社会能力」を身につけた上で、「私」が通用する状態になってから、そのチャンスを使うでしょう。(デンマークに住む前に英語圏に1年、中南米長期旅行もしたい)

3月11日は「最後の日」ではあったけれど、最後の日ではないと思っています。「次の日」へ向けての日。成長するための日。
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こなきじじいあらわる

来週の朝には、この家を出るんだなと思うととても妙な気分です。帰国が近づいているという、パパラースやママペニーラ、保育士さんと私がする会話を三男ハニーも聞いているのでしょう。

夕食後の片付けをしていたら、赤ちゃん言葉で私の足にしがみつき、「歩けー!」。最初はこっちも面白がって、足にしがみつくハニーをモップのごとく引きずり回していましたが、流石にずっとこれをしていると疲れてくる。「ちょっと、知ってる?日本じゃ、言うこと聞かないコは外に放り出されるよ!次やったら放り出すよ!」と言うも、本気でドアを開けるも効果無し。ちっ。次男ユラに注意されようと、おかまい無しでこなきじじい化してるハニー。

一体何だ?今日。テンション高いだけ?と思いながら、落ち着いたところで部屋の片付けをしていると、こなきじじい再び登場。ベッドの上で散々2人で遊んでいると、ハニーが一言。「min megumi(僕のメグミ)」と初めて口にしました。今まで両親やお兄ちゃんに言ったことはあっても、私には全く言ってこなかったのに。これにはビックリしたのと同時に、ハニーなりに私の帰国を理解してるんだなと思いました。おそらく、夕食時に私の帰国話が出たので、今晩はこなきじじい化したような気が・・・。

家族以外には恥ずかしがり屋で、強がりなハニーが一瞬私に対して見せた甘えだったのかな。

夕食時パパラースから、とんでもない提案(指令)が。
「メグミがいなくなったら、誰が洗濯するか、メグミ、今指差して指名してってね。」
そんな、指名したら確実に私が恨まれるやん!ということで、「全員交代でして」と返事しておきました。この家、ホンマに掃除洗濯その他家事回転するんかいなー・・・と少々不安。

2週間で復活?

突然の別れよう宣言を彼からされて、2週間。最初は「何で。どうして。~じゃだめなの?」とそんな疑問ばかり。その後、立場を置き換えて少しは理解、彼の状況を理解しようとする理性と感情のバランスを保つのに次第に疲れ面倒になってきて、今現在はある種の開き直りで復活手前。「彼女は今いらない」と言ってる人相手に何を言っても聞き入れられるはずはないし。大体いつまでもバランス保とうとしたり、保てなくて余計なこと考えて、感情の起伏が激しくなったり、それで疲れて何もできないなんて、時間の無駄!彼氏彼女期間が無駄だったとは全く思わないけれど、その後2週間無駄にした感じもありつつ、でもこの2週間は次のステップに行くために必要だった様な気もする。しかし、これ以上無駄にはできません。

このことに関しては、貰った手紙に対しての返事を書いて、正直にこの過程を伝えて話を持ち出すのを終わりにします。彼は彼で決断までに色々考えて、負い目からくる私のアフターケアまで考えていましたが、こっちはこっちで突きつけられた決断を理解し受け入れようとするのと操作不能の感情の間で疲れていたこと、友達という関係に戻るにはどうしたらいいのか考えたこと、いつ「忙しいから」と別れを言われるか内心ヒヤヒヤしていた部分があったこと。プロジェクトが忙しい時期に言われた、「Jeg er så presset, så vær så sød, som du plejer(すごくプレッシャーがかかっているから、いつものように優しくして)」が、私にとって言いたい不安なことを飲み込んでしまうような、プレッシャーを与えていたこと。うしろ2つは嫌味で言いたいのではなく、もし彼が落ち着いて、このタイミングだと思って彼女を作った時に同じことをして欲しくないから。

日本での日常生活が戻れば、今回のこともすぐに「あっはー!」と完全に笑い話にできるでしょうし、日本で生活していた頃言われつづけていた「いつになったら、彼氏できるねん」の台詞を再びあちらこちらで聞き流しながら、自分のしたいことすべきことをクリアしていっている可能性高し。日本に留学する彼が疲れた時の逃げ場、日本の別のところにいるホストシスター、それぐらいの存在でいれればいいかな。

しっかし、女は相手に捨てられる前に捨てた方が精神的によろしい、と実感させられたデンマーク滞在2年でありました。ふられるのは女である自分を否定されているように感じざるを得ないし、自分で決めたことであれば、自信の防衛もできるし気持ちの切り替えも早くできる。

次の恋愛がいつになるかは分かりませんけど(笑)、今のところ自分のことに集中したいので「しばらくいーや」が本音です。

ひとりでできるもんっ!

ぼく、ハニー6さい。いまはようちえんでいちばんとしうえだよ。ようちえんはあるいて10ぷんもかからないところにあって、ぼくのくらすのへやはようちえんのいちばんうえにあるんだよ。ときどき、めぐみがむかえにくると、ぼくはめぐみのじてんしゃにすわって、めぐみはじてんしゃをおしてかえるんだ。よくかいものをしてからむかえにくるよ。

きょうはぼく、ある「みっしょん」をすいこうするために、ママとパパにくらすのほいくしさんへ、いえをでるまえにでんわしてもらったんだ。

それは、きょうはぼくはひとりでようちえんまであるいていくこと!

ようちえんのいりぐりには、たかいもんがあって、こどもがでれないようになってるの。ぼくはあけれるよ、といったんだけど。ようちえんもひとりできていいよといってくれたから、ぼくはこれからみっしょんすいこうしてくるね!あ、おべんとうもっていかなきゃ。え、よりみちしちゃだめだよって、ママ。みちをわたるときはひだり、みぎ、ひだりをしてから、うしろもみてからわたるんでしょ?

うん、じゃあいってきまーす!

***

読んでくれた方、お疲れさまです。ちょっとハニーになりかわって、今朝の出来事を書いてみましたが、漢字がないと読みづらいことこの上ない。

今日はコペンハーゲンまで、ジーンズを買うために自転車を走らせました。1年程自転車乗り倒していたら股部分がすりきれとりました。今日は天気良いー!と喜んだのも束の間、向かい風で自転車進みません。帰り道は帰り道でまた向かい風で、数分追い風になるもすぐに向かい風になること数えきれず。ええトレーニング・・・。

ジーンズは色々迷って、お姉ちゃん(というか私よりも年下と思われる)に、「色が濃いめでスキニーっぽいのが欲しいんですよね~」と相談しながら、試着したものが太ももなどはOKなのに、お尻腰周りがすかすかで、「こりゃダメだ」と断念。Acne Jeansの程よく色落ちさせたジーンズ(Hex Lena)が当初の目的とは違うものの、かっこ良かったので試着してみたものの、結果は惨敗。足の長さの違いで色落ち部分がかなり下まできてしまい、私がはくと格好良くない。いや、5センチ以上のヒールがあるパンプスとかなら格好良くなるかもしれないと思いつつも、基本的な一本が欲しかったので、「お金が余分にできたら」と泣く泣く諦め、Hex Prodを購入。これはこれで、使える色だしライン綺麗だし満足です。値段が痛かったけど、この際気にしな~い。

これから春だし、おしゃれに気を使わなくてもいいデンマークから日本に帰国するし、気分入れ替えて行くぞー!

ちりめん

先日大学の先輩がデンマークに来た際に、「ちりめんじゃこ」を持ってきて下さい!とお願いしていました。乗り継ぎの税関で荷物チェックにひっかかったらしいのですが、無事にちりめんじゃこ(というか、しらす干し)は守ってきてくれたらしく、先輩感謝!

白ご飯にじゃこがあるだけで、ご飯何杯でも食べれる~!とウキウキ。アフターケアに来た彼に「じゃこ味見してみる?」と訊くと、案の定首を横に振られました。「顔がついてるものって、デンマークじゃ滅多に見ないから、免疫なくて食べれない」らしいです。おいしいのに、食に対して保守的だともったいないねぇ、と思いつつ、「あ、そう?」と私。食べたくない人に食べさすじゃこはございません、貴重やもん!

スキー休暇から帰宅した家族と夜ご飯で、白ご飯を炊いた日に、じゃこを食卓に出してみました。食に対して全く抵抗のないママペニーラはモチロン、「美味しい!」と白ご飯にのせて食べておりました。さて、食に対して、超わがまま気分屋の三男ハニー。魚に顔がついてるから、食べないかなという予想に反して、「美味しい、美味しい」と食べてる・・・。その日のメイン、焼き肉は食べなかったのに!(この辺謎)長男マウと次男ユラは匂いをかいで、「魚の匂いがする」と棄権。ユラは「古い魚の匂いがする」と。古い魚・・・??

ちいそうても魚やから、そりゃ魚の匂いなんですけど(笑)日本のスーパーの魚売り場周辺歩かれへんなぁ。

翌日も白ご飯だったのですが、三男ハニーは自ら「あの小さい魚食べても良い?」とふたたびじゃこをのせてご飯を食べていました。ハニーの方が普段超保守的なので「頭付いてるー!目が合って嫌だー!」と食べないかと思ったのですが、最初こそ「頭付いてる、目が付いてる(驚愕)」という反応を見せていましたが、一口食べてそんなことはどうでもいいと思えるぐらい美味しかったようです。

そんなじゃこは、すでに無くなりかけです。